この前の【初級】に続き、【中級】という事で進めます。
ここでは、
・給与における、各支出の割合の目安
(コチラでは私の固定費を公開しています。)
・理想の収支計画に近づけるために具体的な節約方法
についてお話しします。
給与における、各支出の割合の目安
まず、貯金をするといっても月にどれぐらいの金額を貯金をするべきでしょうか。
3万円?5万円? 10万円? 当然ここに正解はありません。
貯金している自分自身が納得しておればそれが正解だと思います。
ただ、しっかりお金を貯めたい。無駄遣いせず貯金に回したいという方は
毎月の貯金は金額ではなく、もらった給料(手取り)に対して○%分の金額を貯金しましょう。
その割合とは、給料(手取り)の20%を貯金すること。(諸説あり)です。
手取り30万円なら6万円 て事ですね。 ただし、31万円なら6万円2千円とかはしなくても良いかな。。。
ここはあくまでもざっくり20%で構いません。誤差でのプラスマイナスは気持ち次第という事で。
ここで、次は給与以外の部分を考えましょう。
給料の20%を貯金と考えていても、残りの支出として出て行く80%の使い方が伴ってなければ
20%の貯金を生み出すこともできません。
支出には、「固定費」と「変動費」の二つがあります。
「固定費」・・・毎月発生するある程度決まった額の支出
(家賃・光熱水費・保険・通信費・食費 など)
「変動費」・・・毎月変動する不確定な支出(美容代・交際費・娯楽 など)
80%はこの二つで成り立っているわけです。
20%を貯金するには、この二つの費用のバランスを上手に取らなければいけません。
なぜなら、極端にいうと手取30万で家賃が20万だとすると、20%の6万円を貯金し
残りの24万円から家賃20万を支払うと残り4万円しかないわけで
その4万円で上記の固定費・変動費を支払えますか?となるわけです。
なので、ざっくりではありますが、各費用にも目安があります。
手取り30万円
貯金 →20%(6万円)
固定費→住宅費 30%(9万円) 光熱水費 4%(1万円前後) 保険 4%(1万円前後)
通信費 2%(6千円前後) 食費 10%(3万円) 計50%
変動費→美容代 3%(1万円以内) 交際費10%(3万円) 娯楽10%(3万円)
など含め 計30%
計 100% となる感じですかね。
ちなみに私は、ライフイベントのない平凡な月で言うと
手取り30万円(社宅費を引かれて状態)
貯金 →66%(20万円)
固定費→住宅費 0% 光熱水費→2%(6千円程度) 保険 4%(1万2千円)
通信費 1%(3千円以下) 食費 10%(3万円前後)
変動費→美容代 0%(毎月散髪) 交際費 10%(3万円前後) 娯楽5%(1万5千円)
てな感じですかね。今は基本休みの日は家で映画見ていて、そのおつまみくらいしか出費はありません。
残りの2%は余れば勝手に口座に貯まっていっています。コレは少し偏った参考にならない例ですね。
というように、各費用が1例目の程度の割合になる生活水準にすれば
毎月給与の20%を貯金する事が可能となります。当然、項目のウエイトは調整OKですが
変動費に手を出すと生活に豊かさと余裕がなくなるので、固定費は固定費の中で調整する事をオススメします。
理想の収支計画に近づけるために具体的な節約方法
次に、各支出の節約方法について簡単に説明します。
コレには、私自身の体験と見解ですので、多少偏りがあるかも知れませんが
参考になる部分は是非検討ください。
光熱水費 →楽天でんき・楽天ガス 楽天ポイントでも支払いが可能
生命保険 →オプションなどは基本つけずに掛け捨てタイプのシンプルなパッケージに
通信費 →楽天モバイル・楽天ひかり 最初の1年無料 1年後からでも合わせて6千円程度
食費 →楽天市場で、お買い物マラソンを活用して、大容量サイズなど日持ち
するものをまとめ買い&ストック(コーヒー豆1.5Kg 1,500円とかもあります。)
美容代 →楽天ビューティ 初回クーポンと楽天ポイント払い
生活の中での支出支払い時に、必ず楽天を経由していきながら楽天ポイントを活用した
生活で、給与に手をつけずに、キャッシュを残す事が可能になります。
ってな感じで、やりさえすれば誰でもできますよ!
まとめ
このように、固定費に関しては特に、一度仕組みさえ作れば勝手に節約になり
お得な特典も受けられ、結果現金の支出が減り貯金が楽になります。
急激な無理を強いての節約は長続きしません。今あるものを今よりお得なものに
置き換えて、無意識のうちに節約できる環境を構築する。
それが生活の豊かさを保ったまま、最大のパフォーマンスを発揮する
貯める力だと思います。